新しいポルシェ「マカン」は、従来モデルと同様に魅力的なのか? 上陸したばかりの新型で注目すべきは、この一点に尽きるでしょう。
なぜなら、フルモデルチェンジを遂げた新しい「マカン」は、エンジンを捨てて全モデルがBEV(電気自動車)になったからです。
【画像】「えっ!…」BEVでもポルシェらしい走りは健在! これが進化した新型「マカン」です(30枚以上)
ポルシェ新型「マカン4」
新型「マカン」はなぜ全モデルがBEVになったのか? それは、多くの人が想像できるように、世の中が急速にBEVへと舵を切ろうとしていたため。
ポルシェも積極的にBEVを展開しようとしていたブランドのひとつで、2019年にはポルシェ初のBEV専用車「タイカン」を発表。新型「マカン」も全車BEVとなったほか、少し前には「718ボクスター」や「718ケイマン」といったミッドシップのスポーツカーも次期型はBEV専用モデルになるというウワサが流れていたほどです。
正確にいえば、ポルシェは「2030年までに新車販売の80%以上をBEV化する」という目業を掲げ、「911」などのエンジン車とBEVとを棲み分けた、“メリハリ”あるラインナップの構築をねらっていたようです。


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